エルヴカーレビーサマーコース
今年のレイフ氏によるサマーコースの内容を、
当協会会員で、「東京ヨハンソン」というバンドで音楽活動をされているタマダタカシさんがまとめて下さいました。
ここで紹介させていただきます。
2012年8/20から8/24までの5日間、スウェーデンのエルヴカーレビー(Älvkarleby)にて
日本ニッケルハルパ協会のイベントで来日したこともあるレイフ・アルプショー(Leif Alpsjo)氏による
サマーコースが開催され、当協会からも会長の鎌倉さんをはじめ計6名が参加しました。
今回のサマーコースは参加者の出身国が
日本
スウェーデン
アメリカ
ドイツ
スコットランド
と幅広く、ニッケルハルパへの国際的な関心の高まりが垣間見えました。
今回の講師は前述のレイフ氏の他、
エドワード・アンデション(Edward Anderzon)
トール・プレイイェル(Thor Pleijel)
そしてアシスタントとしてペトルス・ディルネル(Petrus Dillner)
というメンバーでした。
【今回の参加者全員で記念撮影】
コースは習熟度別に
ビギナー
アドバンスド
その中間
という3クラスに分かれ、それぞれ講師がローテーションでレッスンをするという形式をとりました。
日本からの参加者はビギナークラスとアドバンスドクラスの2つに分かれ、それぞれレッスンを受けました。
レッスンの大きな流れは
・講師が課題曲を通して弾く。
・2小節ごとにゆっくり繰り返して全員で弾けるようになるまで繰り返す。
・最後に全員で通して弾く。
というものでした。
そしてこの過程で、例えばポルスカの弾き方や弓の使い方(音の出し方)、
あるいは曲のバックグラウンド等のレクチャーがあり、
ときには生徒と講師とのディスカッションをはさんで進められました。
正しい楽器の構え方や弓の持ち方、ダンスと弓遣いとの関連性など、
このサマーコースならではのレッスンも充実していました。
一日のレッスン時間は
昼食までの9:00-11:00
昼食後の12:00-14:00
fika(お茶の時間)をはさんで
夕食までの15:00-17:00
という3コマの時間割となり、最初の2コマを一人目の講師が、3コマ目と翌日の1コマ目を次の講師が、というふうに2コマごとのローテーションでした。
課題曲の数は講師、あるいは曲の難易度によっても変わってきますが、だいたい1コマで3曲前後でした。
【夕食後の一コマ】
夕食後はイベントの時間。
月曜日は完全にフリータイム。
火曜日はみんなで川下り。
水曜日はあのシュールストレミング(世界一臭いといわれているニシンの缶詰)の開缶式。
木曜日はサマーコース出席者によるコンサート。
と盛りだくさんな毎日でした。
各日ともイベントの後は自由時間ですが、全参加者が思い思いに過ごし、
ある人はダンスを踊ったり、その伴奏をしたり、またみんなで一緒に弾いたり遊んだりしました。
日本からも折り紙を持って行っていったのですが、これも好評で
特に鶴と馬が人気でした。
アシスタントのペトルスは兜が大のお気に入りで、実際にかぶれる大きさの紙を用意して作るという力の入りようでした。
【ボートに乗る】
【ペトルスと兜】
【日本人参加者による盆踊り】
このイベントの中で最大級のサプライズは、木曜日。
Anders Mattson氏(N.H.Oの初期メンバーとして有名)によるプライベートコンサートがありました。
もともとは参加者によるコンサートにゲストとして出演する予定だったのですが、
時間の都合で演奏することができず、それならばということで
宿舎の食堂でわざわざ演奏してくださいました。
約40分にわたるコンサートは氏の粋な計らいで録音、録画ともにOKとのことで、
皆がカメラやレコーダを手に聞き入ったのはいうまでもありません。
金曜日、サマーコースの締めは、
レイフ、エドワード、トーレの三氏によるフェアウェル演奏でした。
三人の息の合った演奏、そして楽しそうな表情に皆が感動し、
最後は参加者全員で再会を誓い合ってサマーコースは終了しました。
最後に個人的な感想をちょいちょいと。
幸せな一週間でした。また参加したいと切に思います。
また、日本でもこのようなことができたらいいなと。
2012年8月
タマダタカシ
当協会会員で、「東京ヨハンソン」というバンドで音楽活動をされているタマダタカシさんがまとめて下さいました。
ここで紹介させていただきます。
2012年8/20から8/24までの5日間、スウェーデンのエルヴカーレビー(Älvkarleby)にて
日本ニッケルハルパ協会のイベントで来日したこともあるレイフ・アルプショー(Leif Alpsjo)氏による
サマーコースが開催され、当協会からも会長の鎌倉さんをはじめ計6名が参加しました。
今回のサマーコースは参加者の出身国が
日本
スウェーデン
アメリカ
ドイツ
スコットランド
と幅広く、ニッケルハルパへの国際的な関心の高まりが垣間見えました。
今回の講師は前述のレイフ氏の他、
エドワード・アンデション(Edward Anderzon)
トール・プレイイェル(Thor Pleijel)
そしてアシスタントとしてペトルス・ディルネル(Petrus Dillner)
というメンバーでした。
【今回の参加者全員で記念撮影】
コースは習熟度別に
ビギナー
アドバンスド
その中間
という3クラスに分かれ、それぞれ講師がローテーションでレッスンをするという形式をとりました。
日本からの参加者はビギナークラスとアドバンスドクラスの2つに分かれ、それぞれレッスンを受けました。
レッスンの大きな流れは
・講師が課題曲を通して弾く。
・2小節ごとにゆっくり繰り返して全員で弾けるようになるまで繰り返す。
・最後に全員で通して弾く。
というものでした。
そしてこの過程で、例えばポルスカの弾き方や弓の使い方(音の出し方)、
あるいは曲のバックグラウンド等のレクチャーがあり、
ときには生徒と講師とのディスカッションをはさんで進められました。
正しい楽器の構え方や弓の持ち方、ダンスと弓遣いとの関連性など、
このサマーコースならではのレッスンも充実していました。
一日のレッスン時間は
昼食までの9:00-11:00
昼食後の12:00-14:00
fika(お茶の時間)をはさんで
夕食までの15:00-17:00
という3コマの時間割となり、最初の2コマを一人目の講師が、3コマ目と翌日の1コマ目を次の講師が、というふうに2コマごとのローテーションでした。
課題曲の数は講師、あるいは曲の難易度によっても変わってきますが、だいたい1コマで3曲前後でした。
【夕食後の一コマ】
夕食後はイベントの時間。
月曜日は完全にフリータイム。
火曜日はみんなで川下り。
水曜日はあのシュールストレミング(世界一臭いといわれているニシンの缶詰)の開缶式。
木曜日はサマーコース出席者によるコンサート。
と盛りだくさんな毎日でした。
各日ともイベントの後は自由時間ですが、全参加者が思い思いに過ごし、
ある人はダンスを踊ったり、その伴奏をしたり、またみんなで一緒に弾いたり遊んだりしました。
日本からも折り紙を持って行っていったのですが、これも好評で
特に鶴と馬が人気でした。
アシスタントのペトルスは兜が大のお気に入りで、実際にかぶれる大きさの紙を用意して作るという力の入りようでした。
【ボートに乗る】
【ペトルスと兜】
【日本人参加者による盆踊り】
このイベントの中で最大級のサプライズは、木曜日。
Anders Mattson氏(N.H.Oの初期メンバーとして有名)によるプライベートコンサートがありました。
もともとは参加者によるコンサートにゲストとして出演する予定だったのですが、
時間の都合で演奏することができず、それならばということで
宿舎の食堂でわざわざ演奏してくださいました。
約40分にわたるコンサートは氏の粋な計らいで録音、録画ともにOKとのことで、
皆がカメラやレコーダを手に聞き入ったのはいうまでもありません。
金曜日、サマーコースの締めは、
レイフ、エドワード、トーレの三氏によるフェアウェル演奏でした。
三人の息の合った演奏、そして楽しそうな表情に皆が感動し、
最後は参加者全員で再会を誓い合ってサマーコースは終了しました。
最後に個人的な感想をちょいちょいと。
幸せな一週間でした。また参加したいと切に思います。
また、日本でもこのようなことができたらいいなと。
2012年8月
タマダタカシ
by harpare0003
| 2012-09-23 22:55
| 活動報告
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